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12月22日-04号

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  1. 小浜市議会 2005-12-22
    12月22日-04号


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    平成17年 12月 定例会(第7回)     平成17年12月22日小浜市議会定例会会議録(その4)出席議員21名  1番 三木 尚君   2番 下中雅之君   3番 垣本正直君  4番 藤田善平君   5番 上野精一君   6番 清水正信君  7番 池尾正彦君   8番 風呂繁昭君   9番 井上万治郎君 10番 池田英之君  11番 富永芳夫君  12番 小堂清之君 13番 山本益弘君  14番 宮崎治宇蔵君 15番 深谷嘉勝君 16番 水尾源二君  17番 山口貞夫君  18番 石野 保君 19番 西本正俊君  20番 山崎勝義君  21番 木橋正昭君欠席議員 なし地方自治法第121条の規定による議場出席者職氏名    市長              村上利夫君    副市長             網本恒治郎君    収入役             長尾一彦君    政策幹             高島 賢君    総務部長            小林俊一君    総務部マネージャー       長谷川文治君    総務部政策審議監        大江正男君    総務部税務課長         中西武司君    企画経営部長          東 武雄君    企画経営部政策審議監      高鳥重郷君    企画経営部防災監        富田 実君    企画経営部    鉄道新線・公共交通課長     竹村次夫君    企画経営部世界遺産推進室長   杉本泰俊君    市民まちづくり部長       田井克己君    市民まちづくり部    マネージャー          松崎敬一君    市民まちづくり部    商工振興課長          藤澤 徹君    福祉環境部長          中積重喜君    福祉環境部マネージャー     島本俊博君    福祉環境部政策審議監      吉岡澄生君    福祉環境部社会福祉課長     栗原 茂君    福祉環境部健康長寿課長     重田治樹君    産業建設部長          柴田道和君    産業建設部マネージャー     小川修市君    産業建設部農林水産課長     四方澄雄君    産業建設部上下水道課長     柴田長成君    教育委員会教育長        藤田和弘君    教育部長            服部由幸君    教育部マネージャー       建矢金雄君    教育部教育審議監        池上信也君議会事務局長および書記    議会事務局長          中野 繁    次長              西尾清順    書記              佐藤善一日程第1 議案第131号 平成17年度小浜市一般会計補正予算(第6号)     議案第132号 平成17年度小浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)     議案第133号 平成17年度小浜市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)     議案第134号 平成17年度小浜市下水道事業特別会計補正予算(第4号)     議案第135号 平成17年度小浜市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)     議案第136号 平成17年度小浜市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)     議案第137号 平成17年度小浜市水道事業会計補正予算(第3号)     議案第138号 小浜市総合福祉センター等の設置および管理に関する条例の全部改正について     議案第139号 小浜市久須夜交流センターの設置および管理に関する条例の制定について     議案第140号 小浜市農業集落排水処理施設の設置および管理に関する条例の一部改正について     議案第141号 小浜市町並みと食の館の指定管理者の指定について     議案第142号 小浜市と若狭町との廃棄物(不燃物)の処理に関する事務の事務委託に関する規約の一部改正について     議案第143号 小浜市農産物加工施設指定管理者の指定について     議案第144号 小浜市道路線の認定および変更について             陳情     日程第2 議案第170号 平成17年度小浜市一般会計補正予算(第7号)     日程第3 意見書案第8号 議会制度改革の早期実現に関する意見書     日程第4 意見書案第9号 「真の地方分権改革の確実な実現」に関する意見書     日程第5 意見書案第10号 北陸新幹線若狭ルート整備に関する意見書     日程第6 議案第171号 教育委員会委員の任命について     日程第7 諮問第2号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて     諮問第3号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて     諮問第4号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて日程第8 議案第160号 公立小浜病院組合規約の変更について日程第9         議員の派遣について ○議長(山本益弘君) これより本日の会議を開きます。          (午前11時30分) ○議長(山本益弘君) 諸般の報告をいたさせます。 ◎議会事務局長(中野繁) 報告いたします。 12月14日企画総務、まちづくり、民生文教の各常任委員会が開催されました。 12月15日各派代表者会議が開催されました。 12月17日第4回杉田玄白賞表彰式、記念講演会ならびに杉田玄白・中川淳庵先生顕彰祭が行われ議長ならびに各議員が出席いたしました。 12月19日国道162号大手橋・西津橋改修促進期成同盟会総会が開催され関係議員が出席いたしました。 本日企画総務常任委員会が開催されました。 ただいま議会運営委員会ならびに全員協議会が開催されました。 ただいまの出席議員は21名であります。 地方自治法第121条の規定による本日の議場出席者は村上市長ほか28名であります。以上報告いたします。 ○議長(山本益弘君) 本日の会議録署名議員は、小浜市議会会議規則第79条の規定により議長において10番池田英之君、11番富永芳夫君を指名いたします。 本日の日程は配付いたしました印刷物のとおりであります。 日程第1 議案第131号平成17年度小浜市一般会計補正予算(第6号)より陳情までを一括議題といたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております陳情のうち陳情第6号最低保障年金制度の創設を求める陳情については、民生文教常任委員長より今期定例会において結論を出しがたいので小浜市議会会議規則第102条の規定により閉会中の継続審査の申し出がありました。 陳情第6号については、民生文教常任委員長の申し出のとおり閉会中の継続審査に付することにご異議ございませんか。          (異議なし) ○議長(山本益弘君) ご異議なしと認めます。 よって、陳情第6号は、民生文教常任委員長の申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに決しました。 これより各常任委員長の報告を求めます。企画総務常任委員長、5番、上野精一君。 ◆企画総務常任委員長(上野精一君) ただいまより企画総務常任委員会報告をいたします。 平成17年第7回小浜市定例市議会において企画総務常任委員会に付託されました諸議案につき、去る12月14日に全委員出席のもと委員会を開催し理事者側の出席を求め慎重に審査を行いました。 企画総務常任委員会に付託されました議案のうち、ただいま議題となっております議案については、議案第131号平成17年度小浜市一般会計補正予算(第6号)第1条中、歳入全般および歳出第2款総務費(まちづくり常任委員会所管事項を除く)、第9款消防費ならびに第2条、議案第141号小浜市町並みと食の館の指定管理者の指定についての2議案でありました。 初めに審査の結果をご報告申し上げます。採決の結果、議案第131号、議案第141号の2議案とも全員の賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 審査の中で議論された主なものを申し上げます。 議案第131号平成17年度小浜市一般会計補正予算(第6号)歳入については次の質問、意見がありました。 第9款地方交付税第1項地方交付税2,748万7,000円について、地方交付税の補正はこの時期でよいのか、また18年度の見通しはとの質問に対して、今回の補正は地方交付税の額の確定によるものである。18年度の内容については三位一体の改革の関係で不透明な状況であるとの説明でありました。 第18款繰越金第1項繰越金8,040万9,000円について、繰越金は確定していると思うが、これが全額かとの質問に対して、これが全額であるとの説明でした。 平成17年度小浜市一般会計補正予算(第6号)歳出については、次の質問、意見がありました。 第2款総務費第1項総務管理費について、企画費の補正1,055万9,000円について、当初予算と比較して増額が大きいのはなぜかとの質問に対して、(仮称)ふるさと文化財森センター建設資金は、全体で5,000万円の予算となっている。今回の補正では工事請負費で上下水道管の布設工事費において、当初予定していた場所では勾配が足りなかったため、場所を変更し管を65メートル延長することに要する経費として320万円増額となった。それと舗装と周囲のフェンス450万円、看板設置に125万円を追加工事費として補正したいとの説明でありました。 総合防災費の補正6,048万6,000円について、音声告知放送センター機器の交換に伴い、放送卓は市役所、ケーブルテレビ、JAの3機とも交換をするのかとの質問に対して、新旧両端末を機能させるために3機とも交換が必要であるとの説明でありました。 意見といたしまして、機器の混在が大変心配であると。旧機器が壊れ機能しないということのないようにされたいとの意見がありました。それに対しまして、旧センター装置が壊れた場合、旧端末は機能しないが、すべて新端末に一新できれば一番よいが、使用中の端末はまだまだ使用可能であり、並行して使用し順次新しいものにしていきたいとの説明でありました。 また音声告知設備は、特にアパート、マンション等に未設置が多い。防災の面からも設置が必要であるので、早急に調査をして未設置世帯に対応するようにとの意見がありました。 第2款総務費第2項徴税費について、市税過誤納還付金300万円について、過誤納還付をしなければならない理由はとの質問に対して、法人市民税は一括申告ではなく中間申告を行い、中間報告で前年度決算額の2分の1を予定納税している。決算時に確定申告により還付を行う。これが過誤納還付金の約80%を占めるとの説明でありました。 議案第141号小浜市町並みと食の館の指定管理者の指定については、次の質問がありました。食の館の業者選定は選定委員会による選定ということであるが、選定された理由はとの質問に対して、指定管理者の指定の手続に関する条例に基づいて公募したところ、申請者は1件であったが、申請者の経営規模、貸借対照表、損益計算書等すべてを含めて精査し、任せて大丈夫かを検討したとの説明でありました。これまでの管理経費と比較して、指定管理者となることによって管理コストはどう変わるのかとの質問に対して、これまでは業者より使用料70万2,000円を受け、市から管理委託料60万円を支払っており、収支では10万円が市の収入となっていた。指定管理者となることによって、市へは24万円納付との申告があるため、10万円余りの収入増となる。なお24万円の納付金については、毎年見直しをすることになっているとの説明でありました。協定書はあるのかとの質問に対して、現在仮協定書はあるが、議会で議決されると、来年3月までには5年間の本協定を行う予定であるとの説明でありました。 討論はありませんでした。採決の結果は、先にご報告のとおりであります。以上をもちまして企画総務常任委員会報告を終わります。 ○議長(山本益弘君) まちづくり常任委員長、9番、井上万治郎君。 ◆まちづくり常任委員長井上万治郎君) ただいまからまちづくり常任委員会報告を行います。 平成17年第7回小浜市議会定例会においてまちづくり常任委員会に付託されました以下の案件につきまして、去る12月14日に同委員会を開催し全委員出席のもと関係理事者の出席を求め慎重に審査をいたしました。 当委員会に付託されました議案は、議案第131号平成17年度小浜市一般会計補正予算(第6号)第1条中、歳出第2款総務費第1項総務管理費第7目企画費の一部、第5款労働費、第6款農林水産業費、第7款商工費、第8款土木費ならびに第11款災害復旧費、議案第133号平成17年度小浜市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)、議案第134号平成17年度小浜市下水道事業特別会計補正予算(第4号)、議案第135号平成17年度小浜市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)、議案第137号平成17年度小浜市水道事業会計補正予算(第3号)、議案第139号小浜市久須夜交流センターの設置および管理に関する条例の制定について、議案第140号小浜市農業集落排水処理施設の設置および管理に関する条例の一部改正について、議案第143号小浜市農産物加工施設指定管理者の指定についての9議案であります。また当委員会に付託されました陳情は、陳情第7号地域農林水産業活性化を図るための「地産地消自治体宣言」を求める陳情であります。 初めに審査結果についてご報告申し上げます。採決の結果、議案第143号を除く8議案については全委員の賛成をもって、また議案第143号については賛成多数によりいずれも可決すべきものと決しました。また陳情第7号は賛成なしにより不採択すべきものと決しました。 審査の過程での質疑ならびに意見に関し、主なものにつきましてその概要を申し上げます。 まず議案第131号平成17年度小浜市一般会計補正予算(第6号)に関してですが、第5款労働費第1項労働諸費第1目労働諸費中、企業誘致促進事業について、ポリテクセンターが返還を予定している用地を市内にある企業の企業用地として活用するため、用地の調査、測量、設計の委託料を計上したものであるとの説明を受け、当該用地については過去において周辺の地権者等とポリテクセンター設置の際に問題もあったので、調査、測量に当たっては、この際十分に関係者と調整をされ、さらには今後造成工事等の段階に入る際にも十分に地域住民の要望等にこたえるようにしていただきたいとの意見がありました。 第6款農林水産業費第1項農業費第3目農業振興費の明日の地域農業を支える担い手条件整備事業について、食の安全安心等環境問題の点から有人ヘリでの防除を縮小し無人ヘリでの対応のため、ラジコンヘリを購入する補正であるとの説明を受け、今後の防除体制の動向について質疑があり、理事者からは将来的にはすべて無人ヘリで対応していきたいとして、若狭全域を防除するためには10機程度が必要で、今後においても適宜整備していきたいとの発言がありました。 第7款商工費第1項商工費第2目商工業振興費中、企業立地推進事業について、企業立地対象用地の一部を造成するための工事請負費の計上であるとの説明を受け、進出を予定する企業との正式な取り決めがない中での造成工事の着手であり、市が造成を決断するための要因の塾度は十分とは思えないため、その判断に誤りのないよう企業との調整を今後においても十分にとられるようにとの意見がありました。 第8款土木費第4項都市計画費第1目都市計画総務費の中で特殊地下壕対策事業については、今年4月に鹿児島県内であった事故を受けて、戦時中につくられた防空壕の入口の封鎖工事を行うためのもので、調査の結果、市内には10カ所あり、その費用を計上したものであるとの説明を受けました。 委員からは、国、県の指導のもと早急に対策されることは必要なことであるが、市が入口封鎖の工事をしたことで後々の管理責任など問題が出ないとも限らないので、こうしたことへの対応を十分に行うようにとの意見がありました。 次に議案第143号小浜市農産物加工施設指定管理者の指定についてに関して、その指定管理者の公募に関して当該施設の建設時の目的が市の施策としての転作作物の奨励であり、現在もJAと市が一体となって取り組んでおり、今後においても大豆の販売、消費のためにJAが特に主となって取り組んでいただかねばならないことなどから、公募することなく指定管理者としてJAに直接お願いをした。また手続条例上は公募を行わないことについてやむを得ない理由があるとのただし書きの点を適用したとの説明がありました。 この説明に関し委員からは、6月議会での指定管理者の指定の手続に関する条例の制定、さらに9月議会での食の館の設置および管理に関する条例の全部改正、農産物加工施設設置条例の全部改正の各議案の審査に際し、指定管理者制度の目的を十分に理解し公募を前提に選定において透明性等を図ることなどを要請したにもかかわらず、農産物加工施設に関しての指定管理者の選定について公募されなかったことはまことに遺憾なことであり、公募しなかったことについて、これまでの経緯から相当の理由があるとは思われるが、指定管理者の指定の手続に関する条例第2条のただし書きの条文をもって公募しないこととしたことには疑問の念を拭えない。地方自治法ならびにそれを受けた本条例が意図する公募を原則とする以上、その手続に従うことが本則であり、今後とも市民への説明責任を果たし、十分な透明性を図ることを望むとの強い意見がありました。 次に陳情第7号地域農林水産業活性化を図るための「地産地消自治体宣言」を求める陳情に関してですが、陳情趣旨全体の内容についてはおおむね理解するものではあるが、小浜市では全国に先駆け議会も含めて地産地消を奨励する内容を持つ食のまちづくり条例を平成13年9月に制定しており、さらには平成16年12月には食育文化都市宣言を行い、市民に向けまた全国に向け地産地消を心がけるように宣言していることなど、まさに現在実践活動を市民挙げて進めていることもあり、陳情の趣旨である議会での地産地消自治体宣言の決議をさらに行う必要性はないのではとの意見などから、協議の結果、本件陳情については全委員一致で不採択とすることといたしました。 以上が審査内容の概要であり、付託されました9議案と陳情1件についてはいずれも討論はありませんでした。採決の結果は先にご報告申し上げたとおりでございます。以上をもちましてまちづくり常任委員会の報告を終わります。 ○議長(山本益弘君) 民生文教常任委員長、8番、風呂繁昭君。 ◆民生文教常任委員長(風呂繁昭君) ただいまから民生文教常任委員会報告を行います。 平成17年第7回小浜市議会定例会において民生文教常任委員会に付託されました以下の案件につきまして、去る12月14日に同委員会を開催し全委員出席のもと関係理事者の出席を求め慎重に審査をいたしました。 当委員会に付託されました議案は、議案第131号平成17年度小浜市一般会計補正予算(第6号)第1条中、歳出第3款民生費、第4款衛生費および第10款教育費、議案第132号、平成17年度小浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)、議案第136号平成17年度小浜市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)、議案第138号小浜市総合福祉センター等の設置および管理に関する条例の全部改正について、議案第142号小浜市と若狭町との廃棄物(不燃物)の処理に関する事務の事務委託に関する規約の一部改正についての5議案であります。また当委員会において付託されました陳情は、陳情第6号最低保障年金制度の創設を求める陳情の1件であります。 初めに審査結果についてご報告申し上げます。採決の結果、全議案とも全委員の賛成をもって可決すべきものと決しました。また陳情第6号は、議長からのご報告のとおり継続審査することとなりました。 審査の過程において各委員から質疑および意見のあったもののうちから主なものについて申し上げます。 まず議案第131号平成17年度小浜市一般会計補正予算(第6号)に関してですが、第3款民生費第1項社会福祉費第2目老人福祉費の地域包括支援センター設置運営準備経費について、包括支援センターを健康長寿課内に設置しスタートするとのことだが、24時間体制で取り組めるのか、幅広い相談ができる体制を念頭に入れて考えていただきたいという質疑に対し、24時間体制で相談できるシステムをつくると答弁がありました。 第4款衛生費第1項保健衛生費第2目予防費、救急医療対策事業において、今回AEDを配備するに当たり講習をするとの説明であったが、どのようにするのかとの質疑に対し、市職員対象で何回かに分けて全職員に受けてもらう予定。まずは各施設の施設長から講習を受けてもらい、1回当たり2ないし30人程度で行いたいとの答弁がありました。また病院群輪番制事業については、三位一体の改革で補助金が削減されている中で市の負担を増やしてまで継続が必要な事業であるのか政策選択が迫られている。市民本位の中で医療行政についても市も病院も考えられたいと意見がありました。 第4款衛生費第2項清掃費第7目クリーンセンター費施設管理費について、施設の補修契約は一括契約かという質疑に対し、個々に修繕契約を結んでいる。今回は高額なため何度か折衝し金額を調整して計上していると答弁があり、さらに修繕は1社ではないのかという質疑があり、修繕契約が1社では言いなりで金額が上がってしまうので複数と契約し安く保守できるようになった。その関係で多くのメーカーとの修繕契約を持っていると答弁がありました。これらの説明に対し、このような施設の保守については、消耗品的なものは仕方がないが、業者が継続的に責任を持つべきで、技術的な会社に任せるべき、安いところに任せるのはよろしくないとの意見があり、クリーンセンターでは定期点検を行っており、その指摘に基づき補修をしているという答弁がありました。 第10款教育費第2項小学校費第3目学校建設費、小浜小学校建設事業について、まず学校用地取得交渉に当たり不動産鑑定を行ったが、この金額に至った経緯の説明を求め、不動産鑑定士の意見について次のとおり説明がありました。価格時点を平成17年4月1日とし、評価内容は現況はグラウンド、社員駐車場として利用し、現在一部工作物があるが、更地での価格で土壌浄化が完了したものとして鑑定を行うことを条件とした。評価方式については、用地が近隣地域の標準的なものに比べかなり規模が大きいため、標準地比較方式により取引事例から標準的な価格を求め、直接比較方式により同等規模の取引事例から価格を求め、両者の整合をとった上で、さらに以前に土壌汚染があったということの心理的な市場性の減退を考慮して求めている。まず取引事例比較法により平米当たり9万2,500円という金額を求め、収益還元法により平米当たり6万5,600円という価格を算出した。また近傍地価公示価格から8万9,608円が求められ、これらを総合的に判断するのであるが、近隣の土地については土地を取得して投資対象として自分の利益を生むということが考えにくい場所であるので、収益還元法によるウエートを少なくし批准価格にウエートを置く方が適当であろうとのことから標準価格を9万円と置いた。また土地の個別要因として高低差や設置状況などを勘案すると0.742まで落ち、それにより6万6,600円が求められ、大規模な土地の取引が小浜でどれくらい行われているかという直接比較方式から導き出すと6万5,300円という金額が出され、6万6,600円と6万5,300円を吟味した結果、6万6,300円という金額が算出された。さらに以前の土壌汚染による心理的嫌悪感で5%減額を求め、最終的に6万3,000円という金額が算出されたと説明がありました。 これを受け、第三者で見ると高い価格、鑑定士が出す価格は売り手も買い手も折り合いのつくところの価格を出すものとの意見があり、鑑定士の額を1つの物差しとしたい。鑑定士が出した額がどうだと言われるとコメントしがたいが、近傍の土地調査からも妥当なところと思っていると答弁がありました。 また、鑑定結果6万3,000円から来年1月の契約時点で減額の時点修正を行い、交渉により既存の施設撤去費を上乗せしてきているがという質疑があり、土地売買の原則は更地と思うが、本件は行政側から働きかけ、交渉して撤去してもらった経緯があり、学校が来なければ移転等の必要はなかった。原因は行政側なので撤去費は見させていただく。今までもこの話とは逆の立場であるが、近畿自動車道敦賀線での公団に対する売買時には市が投資した舗装代などは加算して買ってもらっていたと答弁がありました。 また取得面積1万6,000平米の根拠についての質疑があり、文科省の認可申請時点の平成18年5月では11クラスであるが、今後の変更条件などを勘案し12クラスで計画した。12クラスにおける基準面積は1万5,983平米であり1万6,000平米取得することに至ったと答弁がありました。 また学校用地の土壌改良について、以前公害があったこと、変電所のケーブルが埋められたなど不安要因があるので調査し報告願いたいと意見があり、土壌汚染の件については法に基づき処分されたと報告書をもらっており、ケーブルの件も適正に処分されていると思うが、今後の契約に盛り込み対応したいと答弁がありました。 なお建て替える小浜小学校については、地区民のスペースでもあり、避難施設にもなることから、これらの機能を考慮し、さらに通学区域に係る弾力的な取り組みや第1次総合計画から明記されている校区統廃合について速やかな対応をされたい等について意見がありました。 次に議案第132号平成17年度小浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)についてですが、国保会計全般を通じて国保税は所得や人数割などで徴収しているが受給額に差がある。制度として妥当かとの質疑があり、市長も所信表明の中で国保会計は逼迫していると説明している。現在、応能応益のバランスが崩れているが、負担の公平化を図るため、できるだけ応能応益が50対50になるよう取り組んでいると答弁がありました。 次に議案第138号小浜市総合福祉センター等の設置および管理に関する条例の全部改正についてですが、小浜市総合福祉センター等については指定管理者制度に移行するとのことだが、指定管理者は公募しないのかとの質疑に対し、公募せず当初から相手を指定して行う予定。公募制の指定管理者制度導入でもコスト圧縮は見込めず、利用者のサービス向上を考えた対応としたい。デイサービス事業を直営することはサービスの継続性、スタッフの維持などで困難が予想され、多大なエネルギーが必要であると思われるとの答弁がありました。 さらに今定例会に上程されたほかの施設では期間を5年としているが、本件では3年となっているのはなぜかとの質疑があり、指定管理者の期間は一般的に3年ないし5年とされているが、本件においては来年4月からの改正介護保険制度がスタートし、3年ごとに改定されることからそれに合わせ期間を3年としていると答弁がありました。 以上が各議案に対する主な質疑と意見でございます。各議案とも討論はありませんでした。採決の結果は先にご報告申し上げましたとおりでございます。以上をもちまして民生文教常任委員会の報告を終わります。 ○議長(山本益弘君) 休憩いたします。          (午後0時07分) ○議長(山本益弘君) 再開いたします。          (午後1時10分) ○議長(山本益弘君) これより委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。14番、宮崎治宇蔵君。 ◆14番(宮崎治宇蔵君) 民生文教常任委員長にお尋ねをいたします。 議案第132号平成17年度小浜市国民健康保険事業特別会計補正予算でございます。ただいま委員長報告の中にもございましたが、この補正は3,598万円の補正でございます。ただいまの委員長報告でもこの委員会審査の中で市長も所信表明の中で国保会計は逼迫していると説明しているという委員長報告でございましたけれども、お伺いしたいのは、委員会でこの国民健康保険の逼迫している理由、内容です、医療費の伸びとか等々ですね、どのような審査をされたのかお伺いします。 それからもう1点は議案第138号小浜市総合福祉センター等の設置および管理に関する条例の全部改正についてでございますが、まず1条でございます。第1条には福祉活動の拠点として市民の福祉増進および福祉意識の高揚を図るためということで、現行と同じ設置条例になっておりますが、そこで審査の内容をお伺いしたいんですけれども、指定管理者制度の導入によってですね、公の施設に対する自治体の本来の責任が後退するのではないかというような心配がございますが、その点につきましての審査があったのかなかったのかお伺いします。 それからもう1点は条例の第3条でございますが、これは先ほど委員長報告にございました指定管理者の管理に関する件でございますが、小浜市総合福祉センターおよび小浜市デイサービスセンターの管理は法人その他の団体であって、市長が指定するものにこれを行わせるとしています。先ほどの委員長報告では公募をしないで市長が指定することにつきましての論議があったようでございますが、その点につきまして、この理由につきましてお伺いします。 それからもう1点は第12条でございますが、利用料金の収入でございますが、市長は指定管理者に利用料金を当該指定管理者の収入として収受させるというふうにあるわけでございますが、福祉センターの利用状況を見ますと、平成16年度で使用数が710、利用人数が1万7,740人ということでございます。ところが利用者が非常に多いわけでございますが、このうち7割の方が減免で無料で利用されております。それはこの施設からすると当然のことかと思います。それでお伺いしたいのは、使用料収入が48万3,940円ということでございますが、この金額でほか収入はないわけでございますが、この金額でセンターの管理そしてまた運営等ができるのかどうか、またそういう件につきましての論議があったのかどうかお伺いします。以上よろしくお願いします。 ○議長(山本益弘君) 民生文教常任委員長、8番、風呂繁昭君。 ◆民生文教常任委員長(風呂繁昭君) まず132号の国保の件についてでございますが、これは先ほど報告させていただいたとおり市長の所信表明の中で国保会計は逼迫していると、それについてのできるだけ応能応益が50、50になるように取り組んでいるというようなことでその他の質疑はございませんでした。 それから小浜市の総合福祉センター等指定管理者のお話でございますが、これはあくまでも議案第138号小浜市総合福祉センター等の設置および管理に関する条例の全部改正についてでございます。本議案については、ご存じのとおり指定管理者制度への移行に向けた条例改正であると。指定先等についてはその議論はその範囲を超えるものと思われます。そこのところをまずご理解をしていただきたいと思います。なお、この指定管理者制度のその他48万3,940円の件で利用料の件でございますが、この件については収受のお話というか質疑はございませんでした。以上が答弁でございます。 ○議長(山本益弘君) 14番、宮崎治宇蔵君。 ◆14番(宮崎治宇蔵君) 簡単なお答えでしたのでもう一度お伺いします。国保税の件でございますが、今回3,598万円も補正をしております。この国保会計を見ますと医療費が非常に伸びておるようでございますが、その医療費の伸び等につきましての議論があったのかどうかお伺いします。 それからこの内容については条例ということでございますが、条例が非常に大事じゃないかというふうに思うわけでございますが、たくさん懸念事項があるわけでございますが、サービスの向上よりも管理経費の節減や行政コストの削減に重点が置かれるのではないか、要するに公共性を確保できる指定になっているのかどうか、この点につきまして論議があったのかお伺いいたします。 それから先ほど委員長報告の中で今度は公募をしないという理由につきまして委員長報告に少しありましたのでもう少しね、説明してください。 ○議長(山本益弘君) 民生文教常任委員長、8番、風呂繁昭君。
    民生文教常任委員長(風呂繁昭君) それでは国保の会計のことについてですが、これは当課としても調べたい、いわゆる健康長寿課の話ですが、当課としても調べたい部分であり、病院からの資料がないとわからない部分もあり、各課ごとに資料を分析している最中であるというような答弁でその他の質疑はございませんでした。 それから公募せずと、いわゆる小浜市の総合福祉センター等指定管理者は公募せずと、指定して行うという予定であった報告が審査の過程において具体的な相手方の説明があったのかと、あるいは公募しない予定であるとの報告であったが、公募しない理由はとのお尋ねでございますが、この施設の維持経費については電気代等の経常経費を主としているために、公募した指定管理者でコストの圧縮は見込めず、民間のノウハウを入れてコストダウンを図ることは非常に厳しいと。今まで指定管理者の指定を行ってきた施設については基本的に使用料で賄える形であったが、本施設については利用者へのサービス等総合的に見て指定する方がメリットが大きいというような説明もございました。 それから後段の方で報告させていただいたとおりでございますが、本施設は今までの指定管理者制度に移行してきた施設と違いまして、コスト圧縮が見込めないために利用者のサービス向上を考えて社会福祉協議会にお願いしたいと、デイサービス事業を直営することはサービスの継続性とかスタッフの維持などの面でも困難が予想でき、多大なエネルギーが必要となるため社協に受けてもらうことでデイサービスを含め大きなメリットがあると思われるというような説明がございました。 ○議長(山本益弘君) 14番、宮崎治宇蔵君。 ◆14番(宮崎治宇蔵君) コスト圧縮は見込めないということで公募をしないということでございますが、それでもう一度お伺いしたいんですけれども、それならば公共性の確保ですね、先ほど申し上げましたようにサービス向上よりも経費削減、管理経費の削減や行政コストの削減に重点が置かれるんじゃないかということがコスト圧縮ができないということであればそういうことになろうかと思うわけでございますが、公共性を確保できる指定になっているかどうかの議論はなかったのかどうかもう一度お尋ねいたします。 ○議長(山本益弘君) 民生文教常任委員長、8番、風呂繁昭君。 ◆民生文教常任委員長(風呂繁昭君) 前段で述べましたとおりでございます。その他の質疑はございませんでした。 ○議長(山本益弘君) ほかに質疑はございませんか。---質疑なしと認め、これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。討論はありませんか。---討論なしと認め、これをもって討論を終結いたします。 これより採決に入ります。 ただいまの出席議員は20名であります。 議案第131号平成17年度小浜市一般会計補正予算(第6号)を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。          (全員挙手) ○議長(山本益弘君) 挙手全員であります。 よって、議案131号は原案のとおり可決されました。 議案第132号平成17年度小浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。          (全員挙手) ○議長(山本益弘君) 挙手全員であります。 よって、議案第132号は原案のとおり可決されました。 議案第133号平成17年度小浜市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。          (全員挙手) ○議長(山本益弘君) 挙手全員であります。 よって、議案第133号は原案のとおり可決されました。 議案第134号平成17年度小浜市下水道事業特別会計補正予算(第4号)を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。          (全員挙手) ○議長(山本益弘君) 挙手全員であります。 よって、議案第134号は原案のとおり可決されました。 議案第135号平成17年度小浜市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。          (全員挙手) ○議長(山本益弘君) 挙手全員であります。 よって、議案第135号は原案のとおり可決されました。 議案第136号平成17年度小浜市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。          (全員挙手) ○議長(山本益弘君) 挙手全員であります。 よって、議案第136号は原案のとおり可決されました。 議案第137号平成17年度小浜市水道事業会計補正予算(第3号)を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。          (全員挙手) ○議長(山本益弘君) 挙手全員であります。 よって、議案第137号は原案のとおり可決されました。 議案第138号小浜市総合福祉センター等の設置および管理に関する条例の全部改正についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。          (多数挙手) ○議長(山本益弘君) 挙手多数であります。 よって、議案第138号は原案のとおり可決されました。 議案第139号小浜市久須夜交流センターの設置および管理に関する条例の制定についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。          (全員挙手) ○議長(山本益弘君) 挙手全員であります。 よって、議案第139号は原案のとおり可決されました。 議案第140号小浜市農業集落排水処理施設の設置および管理に関する条例の一部改正についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。          (全員挙手) ○議長(山本益弘君) 挙手全員であります。 よって、議案第140号は原案のとおり可決されました。 議案第141号小浜市町並みと食の館の指定管理者の指定についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。          (全員挙手) ○議長(山本益弘君) 挙手全員であります。 よって、議案第141号は原案のとおり可決されました。 議案第142号小浜市と若狭町との廃棄物(不燃物)の処理に関する事務の事務委託に関する規約の一部改正についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。          (全員挙手) ○議長(山本益弘君) 挙手全員であります。 よって、議案第142号は原案のとおり可決されました。 議案第143号小浜市農産物加工施設指定管理者の指定についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。          (多数挙手) ○議長(山本益弘君) 挙手多数であります。 よって、議案第143号は原案のとおり可決されました。 議案第144号小浜市道路線の認定および変更についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。          (全員挙手) ○議長(山本益弘君) 挙手全員であります。 よって、議案第144号は原案のとおり可決されました。 陳情第7号地域農林水産業活性化を図るための「地産地消自治体宣言」を求める陳情を採決いたします。 本陳情に対する委員長の報告は不採択であります。陳情第7号を採択するに賛成する諸君の挙手を求めます。          (少数挙手) ○議長(山本益弘君) 挙手少数であります。 よって、陳情第7号は不採択とすることに決しました。 日程第2 議案第170号平成17年度小浜市一般会計補正予算(第7号)を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長、村上利夫君。 ◎市長(村上利夫君) ただいま日程第2をもちまして議題に供していただきました議案第170号につきまして提案理由のご説明を申し上げます。 議案第170号平成17年度小浜市一般会計補正予算(第7号)でございますが、間谷線道路改良事業国土交通省工事委託として平成18年度から19年度の2カ年、1億3,217万9,000円について債務負担行為の補正をお願いするものです。 この内容につきましては、市道間谷線道路改良事業に伴い国道27号の交差点改良が必要であります。この工事は橋梁等の重要構造物があり、一連の工事は連続して施工することが必要で工期が数年にわたること、また工事期間中の交通管理、特に夏季期間の通行車両規制を最小限として工事施工を行う必要がありますことから、道路管理者である国土交通省近畿地方整備局に委託するものであります。 以上が追加させていただく議案の概要でございまして、内容の詳細につきましてはこの後、担当職員よりご説明を申し上げますので、よろしくお願いを申し上げます。 ○議長(山本益弘君) 企画経営部長、東君。 ◎企画経営部長(東武雄君) それでは私の方から平成17年度12月補正予算書(その2)に基づきましてご説明を申し上げます。 議案第170号でございますが、平成17年度小浜市一般会計補正予算(第7号)でございます。第1条、債務負担行為の補正でございます。次のページ、2ページをお願いします。債務負担行為補正につきましては追加でございます。その内容でございますが、勢地係の間谷線道路改良事業に係ります国土交通省への工事委託でございまして、平成18年度から平成19年度までの2カ年で債務負担の限度額を1億3,217万9,000円と設定させていただくものでございます。以上でございます。 ○議長(山本益弘君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。---質疑なしと認め、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第170号平成17年度小浜市一般会計補正予算(第7号)は、小浜市議会会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。          (異議なし) ○議長(山本益弘君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第170号平成17年度小浜市一般会計補正予算(第7号)は委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。討論はありませんか。---討論なしと認め、これをもって討論を終結いたします。 これより採決に入ります。 ただいまの出席議員は20名であります。 議案第170号平成17年度小浜市一般会計補正予算(第7号)を採決いたします。 本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。          (全員挙手) ○議長(山本益弘君) 挙手全員であります。 よって、議案第170号は原案のとおり可決されました。 日程第3 意見書案第8号議会制度改革の早期実現に関する意見書を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。17番、山口貞夫君。 ◆17番(山口貞夫君) ただいま日程第3をもちまして議題に供していただきました意見書案第8号議会制度改革の早期実現に関する意見書について提案理由の説明をさせていただきます。 国においては、現在、第28次地方制度調査会において「議会のあり方」について調査・審議を行っており、このような状況を踏まえ全国市議会議長会は、先に「地方議会の充実強化」に向けた自己改革への取り組み強化についての決意を同調査会に対し表明するとともに、必要な制度改正要望を提出したところである。 しかしながら、同調査会の審議動向を見ると、全国市議会議長会をはじめとした三議長会の要望が十分反映されていない状況にある。 本格的な地方分権時代を迎え、住民自治の根幹をなす議会がその期待される役割と責任を果たしていくためには、地方議会制度の改正が必要不可欠である。 よって、国においては、現在検討されている事項を含め、とりわけ下記の事項について、今次地方制度調査会において十分審議の上、抜本的な制度改正が行われるよう強く求める。                記1.議会の招集権を議長に付与すること2.地方自治法第96条第2項の法定受託事務に係る制限を廃止するなど議決権を拡大すること3.専決処分要件を見直すとともに、不承認の場合の首長の対応措置を義務付けること4.議会に付属機関の設置を可能とすること5.議会の内部機関の設置を自由化すること6.調査権・監視権を強化すること7.地方自治法第203条から「議会の議員」を除き、別途「公選職」という新たな分類項目に位置付けるとともに、職務遂行の対価についてもこれにふさわしい名称に改めること 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出するものであります。 以上の内容をもちまして関係行政官庁に意見書を提出いたしたいとするものでございます。皆様方のご賛同を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。 ○議長(山本益弘君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。---質疑なしと認め、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております意見書案第8号については、小浜市議会会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。          (異議なし) ○議長(山本益弘君) ご異議なしと認めます。 よって、意見書案第8号については委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。討論はありませんか。---討論なしと認め、これにて討論を終結いたします。 これより採決に入ります。 ただいまの出席議員は20名であります。 意見書案第8号議会制度改革の早期実現に関する意見書を採決いたします。 本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。          (全員挙手) ○議長(山本益弘君) 挙手全員であります。 よって、意見書案第8号は原案のとおり可決されました。 日程第4 意見書案第9号「真の地方分権改革の確実な実現」に関する意見書を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。5番、上野精一君。 ◆5番(上野精一君) ただいま日程第4をもちまして議題に供していただきました意見書案第9号「真の地方分権改革の確実な実現」に関する意見書について提案理由の説明をさせていただきます。 「三位一体の改革」は、小泉内閣総理大臣が進める「国から地方へ」の構造改革の最大の柱であり、全国一律・画一的な施策を転換し、地方の自由度を高め、効率的な行財政運営を確立することにある。 地方六団体は、平成18年度までの第1期改革において、3兆円の税源移譲を確実に実現するため、昨年の3.2兆円の国庫補助負担金改革案の提出に続き、政府からの再度の要請により、去る7月20日に残り6,000億円の確実な税源移譲を目指して「国庫補助負担金等に関する改革案(2)」を取りまとめ、改めて小泉内閣総理大臣に提出したところである。 政府・与党においては、去る11月30日、「三位一体の改革について」決定され、地方への3兆円の税源移譲、施設整備費国庫補助負担金の一部について税源移譲の対象とされ、また、生活保護費負担金の地方への負担転嫁を行わなかったことは評価するものであるが、「地方の改革案」になかった児童扶養手当や児童手当、義務教育費国庫負担金の負担率の引き下げなど、真の地方分権改革の理念に沿わない内容や課題も多く含まれ、今後、「真の地方分権改革の確実な実現」に向け、「地方の改革案」に沿って平成19年度以降も「第2期改革」として更なる改革を強力に推進する必要がある。 よって、国においては、平成18年度の地方財政対策において、真の地方分権改革を実現するよう、下記事項の実現を強く求める。                記1.3兆円規模の確実な税源移譲 3兆円規模の税源移譲に当たっては、所得税から個人住民税への10%比例税率化により実現すること。 また、個人所得課税全体で実質的な増税とならないよう適切な負担調整措置を講ずること。2.都市税源の充実確保 個人住民税は、負担分任の性格を有するとともに、福祉等の対人サービスを安定的に支えていく上で極めて重要な税であり、市町村への配分割合を高めること。3.真の地方分権改革のための「第2期改革」の実施 政府においては、「三位一体の改革」を平成18年度までの第1期改革にとどめることなく、「真の地方分権改革の確実な実現」に向け、平成19年度以降も「第2期改革」として「地方の改革案」に沿った更なる改革を引き続き強力に推進すること。4.義務教育費国庫補助負担金について 地方が創意と工夫に満ちた教育行政を展開するため、「地方の改革案」に沿った税源移譲を実現すること。5.施設整備費国庫負担金について 廃棄物処理施設等の一部について税源移譲割合が50%とされ、税源移譲の対象とされたところではあるが、地方の裁量を高めるため、「第2期改革」において、「地方の改革案」に沿った施設整備国庫補助負担金の税源移譲を実現すること。6.法定率分の引き上げ等の確実な財源措置 税源移譲に伴う地方財源不足に対する補てんについては、地方交付税法の原則に従い、法定率分の引き上げで対応すること。7.地方財政計画における決算かい離の同時一体的な是正 地方財政計画と決算とのかい離については、平成18年度以降についても、引き続き同時一体的に規模是正を行うこと。8.「国と地方の協議の場」の制度化 「真の地方分権改革の確実な実現」を推進するため、「国と地方の協議の場」を定期的に開催し、これを制度化すること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 以上の内容をもって関係行政官庁に意見書を提出いたしたいとするものでございます。皆様方の賛同をよろしくお願いいたしまして、提案理由の説明とさせていただきます。 ○議長(山本益弘君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。---質疑なしと認め、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております意見書案第9号については、小浜市議会会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。          (異議なし) ○議長(山本益弘君) ご異議なしと認めます。 よって、意見書案第9号については委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。討論はありませんか。---討論なしと認め、これにて討論を終結いたします。 これより採決に入ります。 ただいまの出席議員は20名であります。 意見書案第9号「真の地方分権改革の確実な実現」に関する意見書を採決いたします。 本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。          (全員挙手) ○議長(山本益弘君) 挙手全員であります。 よって、意見書案第9号は原案のとおり可決されました。 日程第5 意見書案第10号北陸新幹線若狭ルート整備に関する意見書を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。7番、池尾正彦君。 ◆7番(池尾正彦君) ただいま日程第5をもちまして議題に供していただきました意見書案第10号北陸新幹線若狭ルート整備に関する意見書について提案理由の説明をさせていただきます。 北陸新幹線は、日本海国土軸を形成するための重要な国家プロジェクトである。 昭和48年に、北陸新幹線若狭ルートは「小浜市付近を通り大阪まで」と閣議決定された。 旅客輸送の飽和状態にある東海道新幹線の負担を軽減し、万一の災害時においても東京・大阪間を安全に連絡でき、バイパス補完機能を有するとともに、関西国際空港へのアクセス機能をも有し、若狭地方はもとより、福井県全体の経済発展と北陸全体の一体的な振興を図る上で大きな効果をもたらすものである。 昭和47年12月に、福井県議会において、北陸新幹線に関する要望決議がされ福井・大阪間のルートは最短距離で全国的な観光地である若狭回りとし、小浜市議会も北陸新幹線若狭回り期成同盟会と歩調を合わせ関係機関等へ度々要望活動を繰り広げてきた。 この閣議決定により「若狭にひかりを」と大きな期待が若狭住民に巻き起こり、小浜市議会では新幹線特別委員会を立ち上げ、京都府、京都市、美山町、亀岡市、当時の大阪鉄道建設公団等に再三協力要請を行って来た。 昨今の国内外の激動により状況が変わったとの事で「若狭ルート」の見直し議論が国・県に於いてなされていること自体、若狭住民をあまりにも無視したものであり、一旦決まった若狭ルートを覆すことがあれば、電力エネルギー貢献の原発地域を避けて考え、若狭を切り捨てることになり一層、嶺北と嶺南の格差が広がり福井県の一体化の希望はなくなってしまう。 32年経過したことによる今日、都市と地方の更なる格差は歴然としており地方分権時代に突入した昨今、地方の自主的な活力醸成の根底となる交通網、とりわけ新幹線は、この時期国政の最重要課題の一つとして位置付けられる事は当然である。 このようなことから、敦賀以西については、整備計画どおり若狭回りで大阪までの全線の整備が一日も早く実現するよう国、県関係機関に決断されることを強く要望する。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 以上の内容をもって関係行政官庁に意見書を提出いたしたいとするものでございます。皆様方のご賛同を賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明とさせていただきます。 ○議長(山本益弘君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。---質疑なしと認め、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております意見書案第10号については、小浜市議会会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。          (異議なし) ○議長(山本益弘君) ご異議なしと認めます。 よって、意見書案第10号については委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。討論はありませんか。---討論なしと認め、これにて討論を終結いたします。 これより採決に入ります。 ただいまの出席議員は20名であります。 意見書案第10号北陸新幹線若狭ルート整備に関する意見書を採決いたします。 本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。          (全員挙手) ○議長(山本益弘君) 挙手全員であります。 よって、意見書案第10号は原案のとおり可決されました。 日程第6 議案第171号教育委員会委員の任命についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長、村上利夫君。 ◎市長(村上利夫君) ただいま日程第6をもちまして議題に供していただきました議案第171号につきまして提案理由のご説明を申し上げます。 議案第171号教育委員会委員の任命についてでございますが、現在本市の教育委員会委員としてご活躍をいただいております東紀子氏は、平成18年1月31日をもって任期が満了いたします。その後任といたしまして川端正氏を本市教育委員会委員に任命させていただきたく地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により議会のご同意をお願いするものであります。 川端氏は、昭和11年3月24日のお生まれで、小浜市甲ヶ崎第28号10番地の1にお住まいでございます。昭和31年3月に福井県立高等農業講習所をご卒業され、昭和35年に福井県に入庁後、小浜農業改良普及所勤務を皮切りとして各農業改良普及所に勤務、平成2年に福井県農林水産部参事、平成4年に福井県園芸試験場長などに就任されました。平成8年3月に福井県を退職後、財団法人福井県農林水産漁業大学校の非常勤講師を5年間務められ、平成17年5月からは福井県から委嘱を受け地域農業支援員を務めておられます。また本市においては、平成12年9月から村づくり塾支援策検討プロジェクトチームの座長として、いきいきまちむらづくりにおける各地区委員会の基礎となる提言をいただくなど、まちむらづくりの分野においてもご活躍されています。 川端氏は、人格は高潔で社会的信望厚く、地域の実情に通じておられることから教育委員会委員として最適任者と存じお願いを申し上げる次第であります。 以上が提案理由の説明でございまして、何とぞよろしくご審議賜りご同意をくださいますようによろしくお願いを申し上げます。 ○議長(山本益弘君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。---質疑なしと認め、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第171号は、人事に関する案件でありますので委員会の付託ならびに討論を省略し直ちに採決に入りたいと思います。これにご異議ございませんか。          (異議なし) ○議長(山本益弘君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第171号については委員会の付託ならびに討論を省略し直ちに採決することに決しました。 これより採決に入ります。 ただいまの出席議員は20名であります。 議案第171号教育委員会委員の任命についてを採決いたします。 本案はこれに同意することに賛成の諸君の起立を求めます。          (全員起立) ○議長(山本益弘君) 起立全員であります。 よって、教育委員に川端正君を任命することに同意することに決しました。 日程第7 諮問第2号より諮問第4号までの人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてを一括議題とします。 提案理由の説明を求めます。市長、村上利夫君。 ◎市長(村上利夫君) ただいま日程第7をもちまして議題に供していただきました諮問第2号から諮問第4号までの人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについての3件の諮問につきまして一括して提案理由のご説明を申し上げます。 まず諮問第2号人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてでございますが、現在、人権擁護委員としてご活躍をいただいております長谷嘉雄氏は、平成18年3月31日をもってその任期が満了いたします。その後任といたしまして橋本知郎氏を人権擁護委員として推進申し上げたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定により議会のご意見をお伺いするものであります。 橋本氏は、昭和16年12月6日にお生まれで、小浜市小浜白鳥19番地にお住まいです。昭和35年3月に福井県立若狭高等学校をご卒業後、同年4月に株式会社ホームピアに入社され、昭和56年から現在まで代表取締役についておられます。この間、昭和62年から1年間、白鳥区区長を務められ、平成12年8月から小浜商工会議所卸売部会副部会長、同年9月から小浜市PFI研究・推進プロジェクトチーム副座長、平成16年11月から小浜商工会議所常議員などの役職につかれ、----活躍されておられます。 橋本氏は、人格は高潔で広く社会の実情に通じ、高い識見と豊富な経験をお持ちであることから人権擁護委員として最適任者と存じお願い申し上げる次第であります。 次に諮問第3号人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについておよび諮問第4号人権擁護委員の推進につき意見を求めることについてでございますが、現在、人権擁護委員としてご活躍をいただいております下丞忠彦氏と河野美代子氏の両名について、平成18年3月31日をもってそれぞれ任期が満了いたしますが、引き続き本市の人権擁護委員として推薦をいたしたく人権擁護委員法第6条第3項の規定により議会のご意見をお伺いするものです。 まず下丞忠彦氏は、昭和22年5月25日にお生まれで、昭和41年3月に福井県立若狭高等学校をご卒業後、漁業ならびに民宿業に従事され、福井県の青年漁業士や漁業士会会長、また内外海地区区長会長などを務められました。 河野美代子氏は、昭和19年5月2日にお生まれで、昭和38年3月に福井県立若狭高等学校をご卒業され、市内外の一般企業にお勤めになられた後、福井県農業協同組合連合会中央会若狭支所や小浜市農業協同組合にも勤務されました。この間、地域にあっては食生活改善推進委員や今富小学校のPTA副会長、農業婦人部副部長としてご活躍されておられます。 2名の方々はいずれも人格まことに高潔にして広く社会の実情に通じ、高い識見と豊富な経験をお持ちで社会的信望も極めて厚い方々でございますので人権擁護委員として最適任者と存じ再任を賜りたくお願い申し上げる次第であります。 以上が提案理由のご説明でございまして、何とぞよろしくご審議くださいましてご同意を賜りますようにお願い申し上げる次第であります。 ○議長(山本益弘君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。---質疑なしと認め、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております諮問第2号より諮問第4号までについては、人事に関する案件でありますので委員会の付託ならびに討論を省略し直ちに採決に入りたいと思います。これにご異議ございませんか。          (異議なし) ○議長(山本益弘君) ご異議なしと認めます。 よって、諮問第2号より諮問第4号までについては委員会の付託ならびに討論を省略し直ちに採決することに決しました。 これより採決に入ります。 ただいまの出席議員は20名であります。 諮問第2号人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてを採決いたします。 本案は原案のとおり推薦することに賛成の諸君の起立を求めます。          (全員起立) ○議長(山本益弘君) 起立全員であります。 よって、人権擁護委員に橋本知郎君を推薦することに同意することに決しました。 諮問第3号人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてを採決いたします。 これより採決に入ります。 ただいまの出席議員は20名であります。 本案を原案のとおり推薦することに賛成の諸君の起立を求めます。          (全員起立) ○議長(山本益弘君) 起立全員であります。 よって、人権擁護委員に下丞忠彦君を推薦することに同意することに決しました。 諮問第4号人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてを採決いたします。 これより採決に入ります。 ただいまの出席議員は20名であります。 本案を原案のとおり推薦することに賛成の諸君の起立を求めます。          (全員起立) ○議長(山本益弘君) 起立全員であります。 よって、人権擁護委員に河野美代子君を推薦することに同意することに決しました。 日程第8 議案第160号公立小浜病院組合規約の変更についてを議題といたします。 常任委員長の報告を求めます。企画総務常任委員長、5番、上野精一君。 ◆企画総務常任委員長(上野精一君) ただいまより企画総務常任委員会報告をいたします。 平成17年第7回小浜市定例市議会において企画総務常任委員会に付託されました議案第160号公立小浜病院組合規約の変更については、去る12月14日、22日に全委員出席のもと委員会を開催し理事者側の出席を求め慎重に審査を行いました。 初めに審査の結果をご報告申し上げます。採決の結果、議案第160号は全員の賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 審査の中で論議されました主なものを申し上げます。 まず最初に議案提出までの経緯の詳細について説明を求めたところ、8月10日各市町村担当課長と病院の担当課長との会議の際、病院事務局長から改正案の説明があった。その後、合併協議会から協定項目のうち一部事務組合の取り扱いについて、合併には名田庄行政区域において加入をする、負担金等の詳細については合併時までに調整する旨の報告があった。9月20日合併協議会から事務局長、担当課長を交えて課長会が開催された。その際、名田庄村の分賦金で負担させてほしい。議員については平成19年4月29日の任期までは2名そのままで継続としたい。また10月6日の病院議会の開会までに組合長、構成市町村議会に前もってお願いに回るとのことであった。10月6日病院議会の全協において、名田庄村村長から3月3日に合併するが、名田庄地区として引き続きお願いしたい旨のあいさつがあった。組合長、構成市町村の助役、病院長以下スタッフ、病院組合議員が出席していた。以上のような経過であったと説明がありました。 若狭の医療は若狭で完結するとの考えのもと、県では嶺南、嶺北の医療格差の是正のため、予算も通っていると思う。このような経緯からいうと、福祉環境部だけの問題ではなく、政策的な問題であって、組合組織の管理者会の中で調整すべきものであったと思うが、そういう経緯があったのかなかったのか説明を求めたところ、組合議会開催までに組合長、各構成市町村長・助役会が開催される。その場で協議されていると思うとの説明であった。 現在、公立小浜病院については、高度医療設備を整備中であるため、新おおい町になっても一緒に盛り上げていくのが本来の筋ではないか。名田庄区域だけの加入はいつまでという期限の話がなかったのかとの質問に対して、特になかったという説明でございました。 区域、負担金の問題は、5年後に見直すという道筋だけでもつけておくことが必要であるとの意見に対して答えとして、病院の使命から全般的なことを考えると5年後を目途にして見直しをしてもらうことが大事なことであるので、委員会の意向を市長、副市長に伝え、大飯町に協定書なり確約書なりをお願いする方向で報告するとの回答であった。その後、22日、本日でございますが、再度企画総務常任委員会を開催いたしまして、前回の委員会以降の取り組みにつきまして報告を受けたわけでございます。 まず副市長から14日以降の動きについての説明がありました。14日以降に副市長、総務部長、福祉環境部長とで大飯町に出向き、町長、助役と面談。小浜市としての意向を伝えたが、合併後の新おおい町が判断する事項である。文書等の取り交わしはできないという回答であったということでございます。 また市長からは、新おおい町になった時点で、おおい町全域として加入をしてもらうよう誠心誠意努力する旨、委員会に対して発言がありまして、委員会といたしましてそれを確認をいたしたわけでございます。 また意見として、昨年12月の合併協議会以降、理事者として十分取り組むべきであったにもかかわらず十分な成果が上がっていないことについては遺憾に思う。今後はこのことにつき理事者は全力を挙げて取り組むことを強く要望するという全員一致した意見でありました。もう少し慎重に討議すべきという意見もあったわけでございますが、皆さん協議の結果、採決をすることになったわけでございます。 討論はありませんでした。採決の結果は先ほどご報告したとおりでございます。以上をもちまして企画総務常任委員会の報告を終わらせていただきます。 ○議長(山本益弘君) これより委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。11番、富永芳夫君。 ◆11番(富永芳夫君) 企画総務常任委員長にお尋ねいたします。 現行公立小浜病院組合規約第11条第2項第1号の規定により、従来より小浜病院事業介護老人保健施設事業の各構成自治体が負担する分賦金は、市町村民税額4分の1、人口割4分の1、病院利用率4分の2により算定されているわけです。今回の規約改正は、名田庄村と大飯町が合併し、新たに新おおい町が誕生することによる規約改正ですが、改正規約第11条第3項で新おおい町に関しては、旧名田庄村区域で算出することとなっていますが、新おおい町全域が公立小浜病院の診療圏域に属しており、分賦金の算定基準、特に病院利用率4分の2の観点からして、新おおい町で加入しながら名田庄村区域で算定するのは非常に変則的な取り扱いであろうかと思いますが、まずこの点に関してどのような審査が行われたのかをお尋ねいたします。 ○議長(山口貞夫君) 企画総務常任委員長、5番、上野精一君。 ◆企画総務常任委員長(上野精一君) 新おおい町が全面的に加入すべきであったということで、その審査はどうであったかというご質問だというふうに思います。 今ほど申し上げましように若狭は一つということ、それから今小浜病院は高度医療設備を改築中ということで、若狭挙げてこれを盛り上げていくべきだという考え方のもとに14日に委員会が開かれたわけでございますが、その考え方のもとに再度理事者に経緯等々を求めたいということで本日まで理事者側にそれぞれ行動していただいたということでございます。したがって、今回きょうまで長引いたといいますか何日かかかったのは、新おおい町も当然入っていただくべきという皆さんのご意見であったというふうにお答えさせていただきます。 ○議長(山本益弘君) 11番、富永芳夫君。 ◆11番(富永芳夫君) さらに委員長にお尋ねいたします。 大飯町名田庄村合併協議会でこのような変則的な取り扱いに至った協議の経過についての審査があったのか、またあればその内容を、また委員長報告で公立小浜病院組合の組合長・助役会で今回の規約改正について協議がされていると思うとの理事者側の説明が報告されておりましたが、この組合長・助役会での協議の内容についての審査があったのか、またあればその内容をお尋ねいたします。 ○議長(山口貞夫君) 企画総務常任委員長、5番、上野精一君。 ◆企画総務常任委員長(上野精一君) 大飯名田庄村の合併協議会の経緯につきましては、特段発言がございませんでした。 それから後段のいわゆる助役会の話でございますが、いわゆる議会の前に助役会があるはずなので、そこで相談されていると思うというのは職員の答弁でございまして、直接当事者であります組合長あるいは助役さん、いわゆる市長、副市長さんにはその旨お尋ねはしておりません。発言はございません。 ○議長(山本益弘君) 11番、富永芳夫君。 ◆11番(富永芳夫君) あと1点お尋ねいたします。 原案可決という報告ですが、報告の中で賛成者の意見が述べられていませんが、どのような賛成意見があったのかお尋ねいたします。 ○議長(山口貞夫君) 企画総務常任委員長、5番、上野精一君。 ◆企画総務常任委員長(上野精一君) 取りまとめに当たりまして、今ほど委員長報告の中で申し上げましたように、いわゆる昨年の12月に既に合併協議会の中で決まっていたにもかかわらずに、今まで特段手が打たれなかったことについては大変遺憾に思うということとあわせて、今後精力的に新おおい町の全面的な加入に向けて努力をするようにという意見ということで賛成、討論にはなっておりませんが、議員全員の意思ということでございます。 ○議長(山本益弘君) 18番、石野保君。 ◆18番(石野保君) 暫時休憩をお願いします。 ○議長(山本益弘君) 暫時休憩いたします。          (午後2時20分) ○議長(山本益弘君) 再開いたします。          (午後2時27分) ○議長(山本益弘君) 企画総務常任委員長、5番、上野精一君。 ◆5番(上野精一君) 今ほどの説明なんですけれども、一部ちょっと補足というんですか、訂正ではないんですけれども補足をやりたいと思います。 昨年の12月に合併協議会が開かれております。そのときに新おおい町が名田庄区域で加盟するということが決められたようでございますが、先ほど申し上げましたように理事者側は決まるまでに当然行動すべきであったのに行動していなかったということで強く遺憾の意をあらわすということで、先ほどの委員長報告をお取りいただきたいというふうに思います。 それともう1点、今ほど質問ありましたいわゆる賛成討論、いわゆる賛成意見はどうであったのかということでございますが、先ほど申し上げましたこととあわせて、いわゆる合併協議会で既に決議もされておるわけでございますが、村上市長の方から新おおい町、新生おおい町が誕生いたしましたら、しかるべきというんですか、適当な時期になるべく早くおおい町、新おおい町が全体として加入するように誠心誠意努力をするという発言もございまして、またこちらからも再度、間違いないかということで意見がありまして、確約をしたということでの賛成というふうにご理解いただきたいと思います。 ○議長(山本益弘君) ほかに質疑はありませんか。---質疑なしと認め、これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。討論はありませんか。---討論なしと認め、これをもって討論を終結いたします。 これより採決に入ります。 ただいまの出席議員は19名であります。 議案第160号公立小浜病院組合規約の変更についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。          (全員挙手) ○議長(山本益弘君) 挙手全員であります。 よって、議案160号は原案のとおり可決されました。 暫時休憩いたします。          (午後2時30分) ○議長(山本益弘君) 再開いたします。          (午後3時21分) ○議長(山本益弘君) ただいま副議長小堂清之君より副議長辞職願が提出されました。 お諮りいたします。この際、副議長辞職の件を日程に追加し直ちに議題とすることにご異議ございませんか。          (異議なし) ○議長(山本益弘君) ご異議なしと認めます。 よって、この際、副議長辞職の件を日程に追加し直ちに議題とすることに決しました。 副議長辞職の件を議題といたします。 辞職願を朗読いたさせます。 ◎議会事務局長(中野繁) 辞職願 一身上の都合により副議長を辞職いたします。平成17年12月22日 小浜市議会議長 山本益弘様                      副議長 小堂清之 印 以上です。 ○議長(山本益弘君) お諮りいたします。小堂清之君の副議長の辞職を許可することにご異議ございませんか。          (異議なし) ○議長(山本益弘君) ご異議なしと認めます。 よって、小堂清之君の副議長の辞職を許可することに決しました。 ただいま副議長が欠員となりました。 お諮りいたします。この際、副議長の選挙日程に追加し直ちに選挙を行いたいと思います。これにご異議ございませんか。          (異議なし) ○議長(山本益弘君) 異議なしと認めます。 よって、副議長の選挙を日程に追加し直ちに選挙を行うことに決しました。 これより副議長の選挙を行います。 議場の閉鎖を命じます。          (議場閉鎖) ○議長(山本益弘君) ただいまの出席議員は20名であります。 投票用紙を配付いたさせます。          (投票用紙配付) ○議長(山本益弘君) 投票用紙の配布漏れはありませんか。          (なし) ○議長(山本益弘君) 配付漏れなしと認めます。 投票箱を改めさせます。          (投票箱点検) ○議長(山本益弘君) 異状なしと認めます。 念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、1番から順次投票願います。          (投票) ○議長(山本益弘君) 投票漏れはありませんか。          (なし) ○議長(山本益弘君) 投票漏れなしと認めます。 投票を終了いたします。 議場の閉鎖を解きます。          (議場開鎖) ○議長(山本益弘君) 開票を行います。 小浜市議会会議規則第31条第2項の規定により、立会人に1番三木尚君、14番宮崎治宇蔵君を指名いたします。 よって、両君の立ち会いを願います。          (開票) ○議長(山本益弘君) 選挙の結果を報告いたします。 投票総数 20票。これは先ほどの出席議員数に符合しております。 そのうち有効投票 18票 無効投票 2票 有効投票中 6番清水正信君 18票 以上のとおりであります。 この選挙の法定得票数は4.5票であります。 よって、6番清水正信君が副議長に当選されました。 ただいま当選されました清水正信君が議場におられますので、本席から小浜市議会会議規則第32条第2項の規定による告知をいたします。 副議長に当選されました清水君より発言を求められておりますので、これを許可いたします。6番、清水正信君。 ◆6番(清水正信君) 一言お礼のごあいさつを申し上げます。 ただいまは副議長に当選させていただきましてまことにありがとうございます。大変光栄でございます。職責は重責ではございますが、微力ながら誠心誠意努力してまいる所存でございますので、議員各位の一層のご支援、ご鞭撻を賜りますようお願いいたしまして、簡単ではございますがお礼のごあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。(拍手) ○議長(山本益弘君) 暫時休憩いたします。          (午後3時38分) ○議長(山本益弘君) 再開いたします。          (午後3時40分) ○議長(山本益弘君) 市長から発言を求められておりますので、これを許可いたします。市長、村上利夫君。 ◎市長(村上利夫君) 議長より発言のお許しをいただきましたので一言お祝いとお礼を申し述べさせていただきます。 本日、副議長選挙が行われまして副議長に清水正信議員がご当選され、まことにおめでたく心からお祝いとお喜びを申し上げます。 新しくご就任されました清水正信副議長におかれましては、今後とも本市が直面いたしております諸施策や諸事業に対しまして変わらぬご指導、ご鞭撻を賜りますよう心からお願いを申し上げまして、お祝いの言葉とさせていただきます。 また小堂清之前副議長には、平成16年12月以来約1年にわたり重責を全うされ、本市の市政発展と議会運営に多大なご尽力を賜りましたことに対しまして心から敬意を表しますとともに感謝を申し上げる次第でございます。今後とも市政発展のため変わらぬご指導、ご鞭撻を賜りますようにお願いを申し上げましてお礼のごあいさつにさせていただきます。どうもありがとうございました。 ○議長(山本益弘君) 日程第9 議員の派遣についてを議題といたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議員の派遣については、地方自治法第100条第12項および小浜市議会会議規則第157条の規定により、お手元に配付いたしました印刷物のとおり議員の派遣をいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。          (異議なし) ○議長(山本益弘君) ご異議なしと認めます。 よって、お手元に配付いたしました印刷物のとおり派遣することに決しました。 以上で今期定例会に付議されました事件はすべて議了いたしました。 これをもって平成17年第7回小浜市議会定例会を閉会いたします。          (午後3時42分)   上会議の次第を記し相違ないことを証するために署名する。           平成17年  月  日           小浜市議会議長           署名議員  10番           署名議員  11番 上会議録は地方自治法第123条の規定により調製したものである。        小浜市議会事務局長 中野 繁...